車内での携帯電話
電車通勤をしていますと、いろいろな人を目にします。
未だに車内で、携帯電話で電話をしている人もいますね。
私は、規則を守らないそういう人が嫌いです。
今日は、少し腹が立ったことをお話しします。
夕方の特急電車
ある日の夕方、一日の仕事が終わり、帰りの電車に乗り込みました。
ポケットから携帯を取り出し、私の中で流行っている野球ゲームを始めました。
次の駅に止まり、人の乗り降りがありました。
私は、人がいなくなったドアの横にもたれかかり、ゲームを続けました。
トルルルル~
「はい、もしもし・・・・」
電車が動き出してから、すぐに先ほど乗り込んできた20歳前後の女性の携帯がなりました。その携帯を取り出し、その女性は私の向かいのドアの横で通話を始めました。
普通は、「電車やから。かけ直す。」では、ないのでしょうか。
なぜ、私がその見ず知らずの女性の電話を聞かないといけないんでしょうか。
その結果、私の「野球ゲームの試合」は負けてしまいました。
「うるさい。電話きれ!」と、思いました。
注意する勇気は無いんですよ。
その後も、女性の電話は終わりません。
そして、車内の反対側から、赤ちゃんの泣く声が聞こえてきました。
「オギャ~、オギャ~。」
私の中では、その赤ちゃんの泣き声も苦痛でした。
赤ちゃんのお母さんは、赤ちゃんをなだめるようとしているのですが、泣き声はさらにヒートアップしていきました。
その時、私は「逆転ホームラン」を食らいました!
電話と泣き声
その赤ちゃんの泣き声は、電話をしている女性の通話相手にも聞こえていたようです。
女性が急に、今まで以上の声で、
「赤ちゃんやから、仕方ないやろ!!」
相手も何か言っています。「・・・・・・・・。」
さらに、その大きな女性の声に反応した赤ちゃんが大きな泣き声になり、
それに呼応して、女性の声も大きくなっていきました。
この電車に乗らなければ、こんな嫌な気持ちにならなかったのにな。
早く駅に着かないかな。
その電車に乗っていた人の多くは、そう思っていたはずです。
はずでした。
電話をしている女性のその言葉を聞くまでは。
「赤ちゃんは、泣く場所とか関係ないやろ。」
「・・・・・・・。」
「うるさない。そう思うお前がうるさい。」
「・・・・・・・。」
そして、
「赤ちゃんは、泣くのが仕事や。泣いて大きくなるの。あんたも、そうやったでしょ!」
その後、女性は電話をきりました。
そして、なぜか赤ちゃんも泣き止みました。
到着の駅で、電車を降りながら話の流れを振り返ってみました。
電車で電話をすることは、いいことではない。
けれど、それと一緒に赤ちゃんが泣くことも、良くないことだと感じてしまっていた私がいます。
小さい人間でした。
けど、やっぱり車内の電話は止めましょう!
野球ゲームは、2連敗でストップしました。