ポスティングシステム
2017年10月5日。
4番 ピッチャー 大谷 翔平。
日本プロ野球では、初めての快挙です。
まるで、高校野球の様です。
そのうえ、完封をしてしまうのは、「さすが」としか言いようがありません。
1年でも多く、日本でのプレーを期待しますが、MLBで「4番ピッチャー OOTANI」も、楽しみですね。
FAではないの?
大谷翔平が、来年からメジャーに挑戦するという噂が広がっています。
国内FAの場合・・・8シーズン
海外FAの場合・・・9シーズンが必要になります。
大谷は、2013年入団。
今期が終了して、5年になります。
海外FA権獲得には、あと4年必要ということですね。
大谷は、MLBにどうやって行くのか?
それが、「ポスティングシステム」です。
過去に 「ダルビッシュ」や「マー君」も、このシステムでMLBにいきました。
ただし、ポスティングシステムは、名前こそ変わりませんが、内容はかなり変わっております。
~2012年まで
この時期は、入札制がとられていました。
アメリカの各チームが、入札を行い、1番高いチームのみが、契約交渉を行いました。
けれど、この制度は、「金額が高額になる。」「入札を邪魔することがある。」などの理由から内容が変更になりました。
この時期の日本人選手
2006年 松坂大輔 落札金額 5111万1111ドル11セント
2011年 ダルビッシュ有 落札金額 5170万3411ドル
2013年から
この年から、譲渡金「2000万ドル」を設定。
この金額を支払える球団と選手側が交渉をできる。
つまり、複数球団と選手が交渉できるようになりました。
この時期の日本人選手
2013年 田中将大 譲渡金 2000万ドル + 7年総額1億5500万ドル
2015年 前田健太 譲渡金 2000万ドル + 8年総額2500万ドル +出来高(最大1億6200万ドル)
まとめ
さて、大谷翔平は、何球団から話があるのでしょうか。
複数球団との交渉がができるので、二刀流がO.K.の球団を条件に設定できますよね。
ただし、MLBからポスティングシステムの変更を求められています。
譲渡金の減額です。
球団側に入る金額ですので、日本側も簡単に「YES」とは言えないですね。
大谷選手が、MLBで活躍できる姿が楽しみです。
そのためにも、契約問題が長引くことは避けてほしいですね。