プロ野球と高校野球の違い
皆さんは、夏の高校野球を楽しまれたでしょうか?
プロ野球を見ない方でも、甲子園は見ますというかたも多いと思います。
・リーグ戦(ペナント)とトーナメント戦
・木製バットと金属バット
その他、何が違うのかをまとめてみました。
<試合の成立>
プロ野球の場合、5回で試合が成立します。
よく、何試合出場などのイベントが、5回終わってから行われるのはそのためです。
高校野球の場合、7回で試合が成立します。
トーナメント制なので、中断しても9回まで行うケースが多いです。
同点の場合、試合終了として再試合にするケースは、甲子園でも多いですね。
5回終了時、10点差以上
7回終了時、7点差以上。
*ただし、甲子園大会、地方大会の決勝はコールドゲーム無し。
<ベンチ入りの人数>
プロ野球・・・28名
高校野球・・・甲子園 18名、地方大会 18~20名(各県により異なる)
*高校野球のベンチ入りの人数は、昔よりも増えてきています。けれども、地方大会20名の県が甲子園に出場すると2名はベンチに入れないのです。
プロは、28名ならベンチに「あと2名」入るスペースは十分にあるでしょう。次回100回大会には20名に増えることを希望します。
<臨時代走>
これは、高校野球の特別ルールです。
打者の頭部にボールが当たった場合、臨時代走として打者から遠い打順(投手・捕手を除く)の選手が選ばれる。
ボールが当たった選手は、一度ベンチに下がり診察を受けることになります。問題がなければ、次の守備からグランドに戻ります。
*高校野球は負ければ終わりの試合。選手は「出ます。」って言いますよね。いいルールだと思います。
<審判への嫌疑の申し出>
プロ野球 監督・そのプレーに関わった選手。
高校野球 主将。
*プロ野球では、クレームで退場というシーンがあります。(最近は少なくなりましたね)
高校野球では、主将が権利を持っているだけです。審判にクレームをつけて退場ということはありませんが、観戦していると今のは違うだろうということもあります。
今後高校野球でも、ビデオ判定が採用になるかもしれませんね。
<タイブレーク制>
WBCなどの国際試合などでも、採用されてますタイブレーク制が、そろそろ高校野球にも導入されそうです。延長に入ってからの名場面も多く出てるので、高校野球ファンとしては反対のかたも多いでしょうね。
・サッカーで言えば、PK戦でしょうね。
せめて、地方大会の決勝戦・甲子園大会の準決勝・決勝戦はタイブレイクは無しにしてほしいですね。
高校野球では、延長13回から、無死1・2塁の場面から、タイブレークがはじまるという議論になっているようです。