クライマックスシリーズの問題点 2

2017年のプロ野球クライマックスシリーズが終わり、日本シリーズが始まっております。

けれど、その日本シリーズは、

パ・リーグ優勝のソフトバンク VS セ・リーグ 3位のDeNA

DeNAのファンは、大興奮で日本シリーズを見ていると思いますが、野球ファンとしては、日本シリーズでは無いと思ってしまいます。

 

会社の中でも、広島がかわいそう。の意見が多く、みんながソフトバンクに日本一になってほしいという話になりました。

 

では、問題は何か?

1、セ・リーグ優勝の広島の敗退。

2、雨天中止の決定権。

3、ファーストステージ・ファイナルステージの試合日程の間隔。

特に今年に問題になったのは、上記の3点かと思います。

 

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1、セ・リーグ優勝の広島の敗退。

今年のセ・リーグペナントレースは、広島の独走でした。

広島は、88勝51敗4分

DeNAは、73勝65敗5分

広島→DeNAのゲーム差は、14.5ゲームの差がありました。

けれども、広島には1勝のアドバンテージのみ。

クライマックスに照準を合わせられたチームが勝ち上がったという結論。

 

2、雨天中止の決定権

今年のセ・リーグクライマックスシリーズは、雨の影響が非常にありました。

パ・リーグは、ドーム球場での試合だったので、雨の影響は一切無し)

ファイナルステージは、第1戦から、雨の影響がありました。

 

「5回裏、広島が3点を取ったところで、コールドゲーム。」

 

雨天コールドは、誰が決めるのかを調べて見ました。

・試合前までは、主催チーム。

・試合が始まると決定権は審判団に移る。

 

つまり、広島戦のコールドゲームも審判の判断なのです。

対して、阪神VSDeNA戦の決定権も審判の判断で、最後まで行われました。

 

何か上位チームに優位になる判断をしているように感じました。

 

3、ファーストステージ・ファイナルステージの試合日程の間隔。

ファーストステージ 阪神 VS DeNA

第一戦 10月14日   2 ー  0

      15日   雨天中止

第二戦   16日   6 ー  13

第三戦   17日   1 ー  6

 

第2日目が中止になったため、それ以降の日が1日でも中止になれば、

ペナントレース上位の阪神が、ファイナルステー進出が決定することになる。

予備日が、1日しかないため、第二戦の戦いは、どろどろのグランドの戦いになりました。

 

試合を行うことで、主催者側の阪神には、興行収入が入りますんので、是が非でも試合を行いたかったのが、ありありと見えてしまったのが残念です。

 

また、晴天の中で試合が行われていれば、違う結果が生まれていたかもしれません。

私には、何かひっかかるクライマックスステージでした。

 

まとめ

今年のクライマックスシリーズは、セ・リーグパ・リーグで明暗が分かれました。

野外球場のセ・リーグは、雨の影響で試合日程がボロボロ。

ドーム球場パ・リーグは、予定通りに日程が消化。

 

来年以降も、秋のこの時期には、秋雨前線の影響で雨が多くなる気がします。(あくまで、私の考えですが)

ドーム球場で全試合ができれば問題ありませんが、それは無理な話。

 

せめて、1位・2位に野外球場が本拠地のチームがなった場合、予備日を1日か2日増やすことはできないでしょうかね。

1日予備日が増えるだけでも、どろどろの試合はしなくてもいい気がします。

 

雨の中は、選手も大変ですが、応援する観客はもっと大変ですよ。

NPBさん、宜しくお願いいたします。