ドラフト会議 指名人数

2017年 日本プロ野球機構は、10月26日にドラフト会議を行います。

今年の目玉は、もちろん早稲田実業の清宮選手。

指名予想球団は、5~10球団。

過去の最高は、野茂英雄の8球団。これを超えられるのかが鍵になります。

そして、もう一人甲子園を沸かせた 広陵高校の中村選手。ホームラン新記録は記憶に新しいですね。

 

ドラフト会議

では、どのようにドラフト会議は行われているのでしょうか?

・12球団のチームすべてが、第1回選択希望選手を提出します。(1位指名)

・一人の選手に1チームだけであれば、もちろんそのチームに交渉権が与えられます。

・一人の選手に複数のチームが手を挙げていた場合、抽選になります。

 *テレビの中継で箱の中から、紙を取り出しているシーンを思い出してください。

・抽選から外れたチームは、新たな選手を提出します。(1位指名の2巡目)

・1チームであれば、交渉権獲得。複数球団が手を挙げていれば、抽選になります。

・12球団がすべて1選手を獲得した時点で、第1回希望選択選手は終了になります。

このようにして、第2回希望選択選手(第2指名)以降の選手の交渉権獲得が続いていきます。

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何選手がドラフトにかかるのか

球団側に指名人数の制限はありません。

過去の球団獲得人数ですが、

2016年 6~10位まで。(楽天が10位まで)

2017年 6~10位まで。(西武・オリックスが10位まで)

2015年 4~9位まで。 

各球団の獲得人数は、ばらばらです。

投手補強をしたいチームが、多くの選手を取る傾向があるようです。

 

指名人数の制限はありませんと書きましたが、

トータル 120名に達していない場合、引き続き育成選手選択会議が行われます。

 

 

 

支配下登録選手

NPB(日本プロ野球機構)は、球団の支配下登録選手は、70人となっています。

ドラフトで、10人獲得すれば、10人退団する選手が出てくるということです。

厳しい世界ですね。

 

近年、良く聞くようになった育成選手。

育成選手は、支配下登録選手に入らない。ただし、1軍の試合には出られない。

育成選手枠をつくっているのは、巨人・ソフトバンクです。

 

外国人枠

ついでに外国人選手(助っ人)枠は何人でしょうか。

1軍登録には、最大「4名」の登録ができます。

ただし、「投手4名」「野手4名」というのは、ダメになっています。

つまり、「投手が、1~3名。野手1~3名。合計4名。」ということになります。

 

入団拒否

最後に入団拒否についてです。

入らないという権利はありますが、今年拒否をしたから、来年ドラフトということにはなりません。

 

大学に進んだ場合       4年間

社会人に進んだ場合(高校卒) 3年間

社会人に進んだ場合(大学卒) 2年間

社会人に残った場合      1年間

 

希望でない球団に入り、FA権の獲得まで我慢するか。

入団拒否をして、何年か我慢をして、希望球団に入るか。

そんな選手は、何年に1年の逸材なんでしょうね。

 

 

さて、清宮君は、どこに行くのでしょうか?